明日はIPv6を使った壮大な実験をするそうである。私はNTT光のユーザーではないので特に影響は受けない予定でいるが、何が怒るかはわからない。明日になればわかることである。
http://www.microsoft.com/japan/mscorp/mic/interop/ipv6ie.aspx
IPv4が枯渇すると言われてきたのはかなり昔のことらしい。20年くらい前にすでに枯渇するので次のための準備をする必要があると言われていたらしい。その頃まだインターネットは普及もしていない状況だったし、IPv4アドレスの個数は40億以上あるので全然余裕だと思っていが、とんでもないということだ。それにしてもその時点でこうなることが予想できていたということがすごいなあ。
インターネット人口の爆発的な増加が予想されていたということだろう。あの時点でスマートフォンなどが普及すると予想していたんだろうか。しかし一時的にはNATなどの技術でなんとかIPの枯渇は延命してきた。それも行き詰まったということか。
IPv6自体は良く考えられている仕組みだと思うが、（詳しいことはまだ全然知らないなあ）IPv6の名前がよく聞かれるようになってから久しいにもかかわらず、普及の速度は上がらない。NTTの独自サービスというイメージがまだ一般的には拭えていない。おそらくエンドユーザーレベルではIPv6を意識することなくすでに利用しているに違いないが、ネイティブにIPv6を使える環境になるまではまだまだ時間がかかるだろうし、もしかするとそういう時代が来ないのかもしれないとも思ったりする。
やはりユーザーにはメリットを感じるものではないということか。
World IPv6 Day
