悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

昨晩放映していたシリーズ第2作。非常に話を広げて次へつなげる作品として面白く仕上がっている。ただ、意味不明なところが多く、なんどか見てなんとなく納得出来るという感じ。
まあ、この作品はいいが、大きく盛り上がって期待を裏切ってしまったなあという感じが否めないのが3作目。マトリックスシリーズでもそうだったけど、やっぱりシリーズ物はトータルで作成しないといけないけれど、目先のウケを狙って作ってしまうと、最後の作品が辻褄合わせのためにしんどくなる。スターウォーズだってそうだな。ファントム・メナスは面白く、それを盛り上げるためのクローンの攻撃。果てしなく盛り上がった作品はどう収めるのか気になるところであるが、3作目は駄作。ストーリーのコジツケのために終わってしまった気がする。
話はそれたが、このデッドマンズ・チェストはコミカルなシーンが多くて非常にエンターテイメントに振った作品。子供向けとも言えるかもしれない。クラーケンが登場したりするのも迫力がある。ただ、クラーケンってタコのバケモノだったか?1作目に登場した提督が落ちぶれているのもなんか違和感あるし、突然登場した東インド会社のおっさんも意味不明。ナゾの占いおばさんも意味不明なら、キャプテン・バルボッサが生き返っているのも意味不明。それらがすべて最後の作品で明かされる。となれば否応なく観たくなるが、それらの謎証をするだけでも大変で作品としては???となってしまったのか。残念。

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