子どもの頃はよく言われた。
私が子どもの頃は「8時だよ全員集合」の世代。この超人気番組でもたまに食べ物を使った笑いがあった。親の世代はそれを怪訝な顔で見ていたように思う。
時代はかわり、テレビの笑いはドンドン下品にエスカレートしていく。うければなんでもありという風潮。
先日放送されたナインティナインの「ぐるナイ」という番組。この番組は決して食べ物をおもちゃにしているわけではないが、贅沢な食事を食べてその値段を当てるというくだらない番組である。
この番組にいちゃもんをつけた人がいるらしい。まあ、なんでも自粛じゃないけど、いちゃもんを付ける人はどこにでもいる。面白くなければ見なければいいと思うのだが…。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1616352.html
こういった食べ物、グルメという安易な企画のくだらない番組はほんとうに多い。
私もおいしいものを食べるのが好きなのでこのブログでも美味しい物を食べたりしたことを記録している。
食べ物を美味しく食べるのは悪いことではないが、そういう番組があまりに多すぎるのもどうかと思う。ましてや食べ物が主役ではなく、それをネタにした笑いなどはあんまり面白く感じない。先程の「ぐるナイ」の他にとんねるずの「食わず嫌い王」、ジャニーズタレントが出ている各種グルメ番組など、あんまり見ていて楽しくは感じないなあ。
純粋な料理番組も正直言って楽しくない。落ち目の芸人やかつてテレビを賑わせた芸能人が親子や夫婦で温泉巡りする番組も同じパターンの繰り返しでつまらない。たしかにきれいな風景とか見れるのはいいけど、コメントはワンパターンのマンネリである。
「うーん、気持ちいいいねえ」
「ん、うまい！」
てな具合で、どれも同じ。
