悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

気持ちはわかるが…。

まだ被災地は落ち着きを取り戻していない。これからも周りからの支援が必要なことは言うまでもない。
しかし、いっときの感情のみでやみくもに個人が動くとどうなるか。
これは神戸の震災の時にもあったことだ。あの時もメディアでは散々、車で現地に乗り入れるのはやめてほしいと訴えていた。
しかし、ボランティアという名のもとに多くの人が被災地に足を踏み入れた。そのために非常なまでの混乱があったのも事実だと思う。
大切な人がいるから、どうしても届けなければならないから、人それぞれに理由はあると思う。しかし個人がばらばらで行動していたらどうなるだろう。
被災地の人を助けたいという気持ちは非常に大切だ。それを非難することはできない。しかしやみくもに手伝うことが果たして一番いいことなのか冷静に考えてもらいたい。
今自分にできることをしっかりやる。それが一番だと思う。普段の仕事を休んでまでボランティアという名の支援活動に行く理由はあるのだろうか。当然政府も馬鹿ではない。政治家は馬鹿かもしれないが、日本の行政、役人たちは色々と民間から悪口は言われてい入るが、きちんとした対応をするはずである。大切な事は災害が一段落した後、復旧に向けて動き出したとき。それまでは無駄な動き、無計画な支援活動はどうかと思う。
ボランティアという名のモンスター隣人

世界から見てもこれだけの災害にあいながらも秩序正しく動ける日本人に畏怖に近い感覚と尊敬の念を持ってみていると思う。被災した方々には本当にこころを痛めているが、国家の一大事である。騒ぎ立てず、政府の対応に冷静に協力していくほうがいいと思う。
一部のガラの悪いチンピラのようなマスコミにはほんとうに頭に来る。肝心なときには何もできず、うまくいかないときは責任追及するのみ。どこかの政党のようだな。あ、それは今の与党か。

追記
とある所から転載----
阪神大震災で被災した当事者の一言。
「助けに来てくれて一番ありがたいと思ったのは、
自衛隊の人たち。 一番迷惑で邪魔だったのは、
自称ボランティアの人たち。
こちらが必要とする事はできず、
逆に残り少ない食品や飲料水を
コンビニで消費していく始末」

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だろうなあ。

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