悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

つけ麺みさわ&イタリアンBOCCIO

女房と休みが一緒だったので、ランチへ行った。
仲の良い夫婦というかなんというか、ランチは気兼ねのいらないもの同士で行くに限る。

しかしランチのはしごをするとは思わなかった。
以前からつけ麺みさわの話はしていた。それまでつけ麺というものをあまり知らず、こういううまいものがあるという認識もなかった。やっぱりラーメン、うどん、蕎麦というのが定番でつけ麺というのはなんだか流行りものという感じで斜に見ていたところがあった。
福島のつけ麺みさわに行って、美味しかったので今度一緒に行こうという話をしていた。今日は心斎橋店へ行ってきた。
オープンは11:30。まだお客さんは殆どいなかった。12:00頃になると一斉に混みだしてきたのでやはり人気店なんだろうと思う。
最初は玉葱のみじん切りを入れて食べ、半ばになってすだちを麺の上で絞る。最後は黒七味を麺に加えて食べる。チャーシューもトロトロでなかなかうまい。麺も腰がしっかりとあって食べ応えがある。
極めつけは焼き石。麺を食べ終わった後、つけダレに出汁を継ぎ足し、焼き石を放り込む。すぐにつけダレがスープへと早変わり。ラーメンんのスープとはまたひと味違う和風の味。満足度高いなあ。お店の兄さんの表情もいい感じだったし。
ごちそうさま。




そしてしばらくはぶらぶらしながら食後のひと休みして、今度はイタリア料理店BOCCIOに向かう。先程のつけ麺みさわも分かりにくい場所だが、このBOCCIOはもっと分かりにくい。小さな建物の2階に収まっているこのお店。こじんまりとしながらも行き届いたサービスで非常に好印象。おそらく、ご主人と奥さんの夫婦で切り盛りしている店だと思うが、非常に繁盛している。
今日のランチは魚のパン粉焼きが前菜。メインは豚の挽肉と色々きのこのパスタ。パン。エスプレッソとお菓子。これで1200円とリーズナブル。
たいてい夫婦でやっているところは厨房にご主人が、接客が奥さんというのが多いが、この店は逆。奥さんが厨房に入りっぱなしで、ご主人が接客。しかしこのご主人の接客が非常に気持が良かった。キビキビとした動きで無駄がなく、常に周りに目配せしつつ動き回っているという印象。奥さんもひとりで料理をしているので大変だとは思うが、それ以外のことは全てご主人がやっているようである。
女房と冗談で「我々が飲食店を開いたら、こんなふうに調理するのは女房だな。接客は私がするんだろうな。」なんてことを言っていたが、こんなには絶対動けない自信がある(自慢すな!)
前菜の魚はいわしだろうけど、臭みがなく食べたことのないような料理。パン粉が気管支に入ってむせてしまったが、大変美味しかった。
パスタは他店では絶対にないと言い切れるくらいアツアツのパスタ。一気にフォークで巻いて口の中に放り込むとやけどをするかも。
パンもフランスパンみたいだが、非常にふっくらしていてとても美味しかった。最後のエスプレッソも本格的。固めのお菓子が付いていてそれをエスプレッソに付けて食べるというのがスタイルらしい。
まあ、非常に気持の良いサービスと美味しいパスタ。空腹でもなかったけれど、美味しくいただけたというのは凄いこと。
ごちそうさまでした。


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