悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

なんにもないところで転ぶ〜歳を感じる

前々からバランスは悪いという自覚はある。しかし今日のような無様なことは今までなかった。転ぶにはなにか理由があったと思う。

朝、職場で椅子に腰をかけ、しばらくパソコンを操作していてから立ち上がろうとしたときに足が出てこずそのまま転んだのである。自分でもビックリするくらい足が出てこなかった。なんにもないし、足を引っ掛けたわけではないが、体を反転させて回転椅子から立ち上がろうと上半身は斜め前に行っているのに足が出てこない。そのままもんどりうって転んでしまった。

(誰にも見られていない?)

まずはそちらが気になった。まだまだ格好をつけたい気持ちが残っている証拠だろうか。
しっかり見られていた。

特にどこか体が悪いということはないはずだが、体の動きが凄く悪くなった。体のキレが良いとかいう言葉があるが、今の私はキレなんてものが全く無く、切っても切れない安全ナイフみたいなもんである。(なんか変な喩えだ)

階段を上がるときもすぐに息が切れるし、割とよく階段で躓く。気を付けているが、自分が思っているよりも足が上がっていないことが多いようだ。若い頃のように2段ずつ飛ばしてあげるとかはもうしんどいのでほとんどしないし、下りで2段飛ばしは恐ろしくてとてもできないなあ。
昔はそんなの普通に出来ていたんだけど、やっぱり年齢というのはごまかせない。
そういう意味では普段からスポーツを続けている人はすごいと思う。もちろんそういう人も若い頃よりは衰えを感じるのだろうけれど、何も運動をしていない私なんかよりもずっと肉体的に若い。

プールで泳いでクイックターンを決めた時も目が回る。子供と一緒に公園の鉄棒で前回りをすると着地したときに「ふうっ〜」とめまいを覚える。今更急にはどうしようもないけれど、自分の体の動きは自分で疑ってかからないといけないなと思う。それとやっぱりもっと体を動かす機会を作らないとまずい。
このままではドンドン衰えていく気がする。

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