バイオハザード　アフターライフ

バイオハザード・シリーズの新作。
ゲームとかとはストーリーが違う。主人公はTーウイルスによって強化人間になったアリス。
しかし今回は序盤にウェスカーによって呆気無く中和剤を駐車されてしまう。
無敵のはずがなんで？というくらいあっけない。
冒頭の登場シーンはもはや無敵で銃や剣すらいらない状態、眼力だけでなにもかも破壊しつくすほどであったのに呆気無さ過ぎる。
まあ、映画としてはあんなに強くなったアリスを活躍させるともはやバランスが悪くて成り立たないので、適度に力を落としたと考えられる。
今回も強引に脱出劇に持っていくあたりがこの映画らしいところ。
刑務所に立てこもった感染していない生存者。そこへ降り立つアリス。そこからみんなの力を結集し、約束の地、アルカディアを目指す。
アルカディアは船であった。そこへ乗り込むまでの脱出劇。
周りはすべてゾンビだらけ。こんな状況で動やったら脱出できるのかというのが見せ場。
そして着いたアルカディア号。しかしそこはアンブレラ社の罠だった…。何？

なんだかゲーム仕立てで息もつかせぬ展開、にしたかったんだろうけど、無理がありすぎ。まあ、あんまり頭で考えても仕方のない映画だとは思うが、こうも強引にストーリーをねじ曲げまくっていいんだろうか？そういう点で不満の残る映画。

アリスが不死身というのが理不尽だし。
無敵のアリスが呆気無く無敵でなくなるのもおかしい。
いつでも殺せるはずのアリスをみすみす逃がすのもおかしいし、わざわざアルカディア号に引き入れるというのも強引すぎる。
探せば山ほど出てくる矛盾というか理解出来ないストーリー。

まあ、いいけど。