悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

IPV4枯渇

http://www.geekpage.jp/blog/?id=2011/2/1/1
IPV6時代とか以前より叫ばれ続けていることである。
しかし利用者にとってはいまいちピンと来ない。
IPV6になったからと言って特にメリットのあるものはない。逆にデメリットのほうが多いような気がする。
IPV6にチェックが入っていると通信のパフォーマンスが落ちるなんていうのもよく聞く。

まあ、利用者にとってみればv4であろうとv6であろうと関係ない。そういうものはいわば仕組み。そういう仕組を利用したいわけではなく、ネットに流れる情報が欲しいだけである。

Amazonから届く商品が佐川急便かヤマト運輸かそれとも違うとこなのかなんて消費者にはあまり興味ない。肝心なのは届くスピードと承認がきちんと届くかどうかだけ。もちろん欲しいのは中身である。まあ、極端な喩えかもしれないが。

IPV4の個数は42億個。これだけあれば大丈夫そうな気もするが、全然足りないらしい。個人一人ひとりにグローバルアドレスが必要ないのに全然足りないらしい。いろんな工夫で延命してきた部分もあるだろうが、もはや限界らしい。

で以前よりIPV6という規格を推し進めようという議論は世界中でされてきたようだが、進まない。互換性がない。IPV6を使うためにOSはレベルでは対応できるようになってきているが、肝心の機器ではまったく代替が進んでいないから。
なぜか?簡単なことお金がかかるから。それに見合ったメリットがないから。個人はもとより接続業者もそうである。
大手通信業者以外はそんな体力もない。だから何時まで経ってもIPV4。これからも使われ続けるだろう。
IPV6を利用しようとしてもほとんどがトンネリングなんかでIPV4として利用するにとどまっているくらいだから、むしろ邪魔なくらい。
しかし枯渇して、今流通している在庫分だけとなるとそんなことを言っていられない。どうしてもIPV6に移行していかざるをえない。IPV6になればもはや枯渇問題を気にする必要はない。340カンというものすごい量らしい。どれくらいすごい数かというと、世界中にある物、例えば道端に転がっている石ころ一つにもIPを割り当てられるくらいらしい。ホンマかどうかわからんけど、そうらしい。
どっちにしてもIPV6になるんならなるでいいが、出来ればそんなことを意識せずに使えるようにして欲しいものだ。

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