悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

Appleとシャープ

404 Blog Not Found:MuramasaがMacBook Airになれなかった理由
昨日のブログでもMacの新製品について、魅力的であると書いた。非常に尖った、思い切った製品であると。買うものを選ぶし、所有する喜びも感じる商品、ブランドである。
この記事ではMURAMASAというシャープの過去のノートパソコンを上げて、シャープとAppleとの違いを際立たせている。今回のMacBook AirをみてシャープのMURAMASAを思い出した古いユーザーも多いと思う。私はMURAMASAユーザーではないが、シャープのメビウスは持っていたし、何よりも大阪市に本社があるメーカーとして親しみがある。また、非常に尖った(変わった)商品を発売するメーカーでもある。目の付け所がシャープなんだそうである。
おそらくMURAMASAのコンセプトもあの時代にありながら薄型で軽量化することで画面サイズやキーボードの大きさを犠牲にしないモバイルノートパソコンであった。狙いは今と時代が違うので単純に比較できないが、MacBookAirと通じるものがある。
しかしMURAMASAというパソコンが消えてずいぶんと時間が経つし、パソコンのメビウスシリーズというのも以下の記事によると終焉を迎えそうな気配。
シャープの「Mebius(メビウス)」ブランドは消えるのか、パソコン事業撤退報道を受けて問い合わせてみた - ライブドアニュース
どうしてここまで違うんだろう。AQUOSというブランドもメビウスというブランドも商品ごとのブランドに過ぎず、シャープというメーカーのイメージをアップすることはあってもそれだけ。AQUOSメビウスのつながりはないし、最近発売されたNetWalkerにいたってはパソコンなのか何なのかの商品コンセプトも非常に曖昧。誰に売るのか、どういう人に使って欲しいのかもあまり考えられた商品とは言いがたい。そしてそのNetWalkerすらあんまり売る気もないとなっては、もはや新商品が発売されても直ぐに忘れ去られるような商品では消費者からは信用されない。一発ヒットを狙って尖った商品を開発するというスタンスが古臭い。
Appleは技術は惜しみなく捨てるが、ユーザーは感動的なまでに捨てない。」という部分はちょっとAppleを褒め過ぎという感じもする。Appleを使うとApple信者になるから?といったほうが的確じゃないかな。とはいえ、それだけ魅力的な商品を生み出しているメーカーだとは思う。

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.