悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

tatooを入れる人たち

昨日の飲酒が体に残り、朝はふらふらな感じがまだ残っていた。それにしても飲めなくなったというか、体力がなくなったというか。
そんな状態で朝、出勤。小雨の降る中、職場に入るビルの前でスッテンコロリン。カッコ悪ぅ!それで目が覚めればよかったけれど。幸いなことに他にはあまり人がいなかったのが幸い。ただ、入り口の守衛さんは見てただろうなあ。

さて、今日、帰宅前の電車の中でふと思ったのだが、刺青をする若い人達についてである。我々の頃は、やんちゃが過ぎてやくざ者になった親不孝者のイメージしかない。それが今やファッションとして定着しているのだろうか。
刺青といえば、ヤクザのイメージしかないが、最近は若い人を中心にファッション感覚で入れるらしい。tatooなんて気取った言い方をしているけど、所詮は刺青。古くは中国では刺青は犯罪者であることの目印として顔などの見えるところに入れたらしい。有名なところでは「項羽と劉邦」に登場する黥布がそうである。若い頃の罪で刺青を入れられて、それがニックネームになった。本来は英布。黥布の黥とは刺青という意味だったと思う。
電車でもシールがほとんどだと思うが、刺青をよく見かけるようになった。家族で出かける海水浴でも背中に大きなtatooをいれた若いママさんが子供を抱いているのを見ると、「なんだかなあ」と思ってしまう。感覚が古いのか。幼い子供の間はまだしも、ある程度物心がつけば、自分の母親の背中に刺青があったらなんて思うんだろうか。
スポーツ選手もよく見かけるようになった。サッカーのベッカムなんかも試合が終わったときにユニフォーム交換をするときにお腹にかなり大きなtatooがあるが、最近は腕にかなり濃いものを入れた模様。スポーツ選手は全般にtatooは多いが、特に格闘技なんかは普通に刺青男だらけである。裸で戦うスポーツなので肉体を誇示する意味もあるのだろうが、引退した後のことなんかは当然考えてないんだろうな。格闘技だし。昔も格闘技はtatooが多かった。海外選手のボクサーなどが肩や腕などに入れていたように思う。ただ、日本人選手はそういった人は殆どいなかったが、最近の格闘技、K-1やら総合格闘技などではほんとうに多い。山本KIDなんかも「大和魂」と大きな文字を入れているのですごく目立つ。負けたときは逆にさらに目立つが。曙も格闘技で散々でいいところなし。「YOKOZUNA」の文字が悲しすぎる。


外国人が日本語や漢字にカッコいいイメージがあるのかもしれないが、変なtatooもよくある。
livedoor
今後公開すると思うけど、入れるときにはそんなことを考えてないんだろうな。

項羽と劉邦(上) (新潮文庫)

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