悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

失敗は成功のもと

日本へ:経済を立て直すには失敗した起業家を尊重せよ | TechCrunch Japan

昔から言われていることである。小学生でも知っている言葉だろう。
しかし、失敗することが嫌いな人が多い。かくいう私も失敗にいつも怯えて日々過ごしている。
失敗から色々と学ぶことがあるので、失敗を恐れず、つまり何でもチャレンジして(失敗から)学べということだ。

多くの人間はなれた仕事から離れられない。やり方やルールが変わることを嫌う。だから新しいことを始める人というのは本当に能力もあり、活力もある方が多い。毎日同じ仕事をして、なんの変化もなく、上司の愚痴を赤提灯でぶちまけていればいいのはほんとうに楽な仕事。現在はそういう仕事はほぼない。使い捨ての仕事ぐらいか。雇用が約束されている一部の特殊な人間のみ。
一度の失敗で何もかも失い、その能力を使えないままになっている人は多いと思う。成功、失敗はほんの僅かな運などもあると思う。立身出世した人の話などには必ずと言っていいほど、苦境があり、その都度「自分は運河良かった」という局面がある。運も実力のうちだとか、運を引き寄せるのも実力とか言うが、それを言うなら、僅かなことで失敗した事業者をそのまま捨ておくのは本当にもったいない話である。
私のようなものが言うのもおこがましいが、新しいビジネスには、そのもとになるネタが最も大事だが、それだけでは成功しない。協力者や資金、時期などの要因もあると思う。そういったことは経験でしか身につかないこともあるが、それを失敗を恐れずにやるというのは素晴らしいこと。そういう人材が今はいない。
本音を言うと、若い人を使えということ。年功序列みたいに年配だからといって上に立てるような人事ではまったくダメ。起業家はエネルギーの塊のようなところがある。そういう人をそのまま埋もれさせておくのは本当にもったいない話。
まあ、「失敗しても力があるやつははいあがってくるもんだ」なんていう人もいるけれど、既得権者の免罪符のように使われているような気がしてならない。

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