悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

科学的な操作とは程遠い現状 大阪府警

すでにニュースから時間が経っているので今更感があるけれど・・・。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101008-00000031-sph-soci
負けない日々 : 取り調べで暴言暴行か…30代男性が大阪府警刑事告訴へ

ひどい話である。
確かな操作に基づいたものかどうかも怪しい。
ストーカー被害にあった女性の証言を元に引っ張ってきた男性。
引っ張ってきたらこっちのもんだとばかりに強引に自白を引き出す。
これにて一件落着!
って江戸時代?

「5年前だったら、村木さんは確実に有罪にできた」

現役検察官の言葉ね。
こういう思考があるというのが信じられないね。




8日、大阪地検に提出する告訴状などによりますと、男性は会社員の女性が
駅で落とした財布を 横領した疑いで警察の任意の取り調べを受けましたが、
その際、刑事課の34歳の警部補ら2人から太ももなどをたたかれたり、
「シャブ中以上の嘘つき」などと暴言をはかれたということです。

これに対し、大阪府警は警部補らは暴言については認めているものの暴行に
ついては否定しています。
暴言については認めているって、あたりまえだろうな。これは。
でも録音がなかったら絶対に認めないだろうな。
どういういきさつでこの男性を犯人扱いにしているのかわからないが、
仮にクロだったとしても、こんな捜査をしていれば、その時点で違法。
きちんと証拠を積み重ねた上で裁判をするというのが正しいのに、
証拠もなく自白に追い込むという相当古いやり方。
「しぶとい奴め。吐かぬか。ええ〜いもう一枚石を食わせてやれ」
てな具合に拷問を繰り返した昔の取調べみたいに・・・。


こんな警官が野放しになっているとは怖いところだね。警察は。
おそらく余罪も相当にあると思う。
本人も周りもこれほど大きな事になるとは思っても見なかったんじゃないかな。
録音されていることに気づいて、消させたわけだが、この被害者の方が一枚上手。
こんな頼りない人が犯罪捜査できるはずがないな。
だから決めつけて恫喝し、犯罪者に仕立て上げるしかない。
まあ、かなりの確率で犯罪者なんだろうけど、冤罪はゼロではない。
そして冤罪は罪が深い。
特に組織で冤罪を隠蔽する体質となればなおさらだ。

警察、検察。
恐ろしいことだ。

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