会計に馴染むことが殆ど無かったが、こういう本にもう少し早く出会っていれば、
興味が湧いたかもしれない。
非常に分かりやすく、会計の目的がわかるように書かれている。
帯にも書いているように
「細かいことより、本質的なことをサクっと知ろう!そして利益を最大化しよう!」
まさにこれである。
主人公のお調子者営業マン佐藤ハジメ君による物語仕立てになっている。
全く経理の知らない人でもすんなり読める。専門的な用語はなく、経理独特の解説もない。
が、経理に必要性、経理の感覚の重要性を説いている。
最終章の「経理がほんとうに必要な理由」も短いがしっかりと述べられており、この章を読むだけでも
価値があるかもしれない。
あとがきに書かれていた著者の両親の苦労の話も大変良かった。

経理以外の人のための日本一やさしくて使える会計の本 (ディスカヴァー携書)
- 作者: 久保憂希也
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2013/04/05
- メディア: 新書
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