ブラジルが敗退したと思ったら、もうひとつの優勝候補のアルゼンチンも敗退である。
相手も優勝候補のドイツだからそれは仕方のないことかもしれないけれど、負けっぷりがすごい。4-0というスコアは考えられなかった。前半というか試合開始後、3分フリーキックで得たチャンスをきちんとものにして先制。その後もドイツの時間帯が続き、アルゼンチンはいいところなし。前半15分くらいからようやく落ち着いた展開になったかな。それでもアルゼンチンはゴール前に攻め上がってもいい形を作り切れず、決められない。ドイツも途中からは決定機らしいところもなかったけれど。
後半、序盤よりアルゼンチンが猛攻を開始するが、ドイツが必死のディフェンスで凌ぐ。攻め続けるアルゼンチンに対して冷静にディフェンスをするドイツがチャンスを再びモノにする。ケディラが中央左を粘って倒れながらも左サイドに開いたポドルスキーにパスを通す。ポドルスキーからクローゼへのパスが通って2点目はドイツに。これで決定的だった。運動量が落ちたアルゼンチンに対しドイツは容赦なく攻め立てる。なんせアルゼンチンは攻めるしかないし、ドイツはそれをしっかり抑えてのカウンター。中盤でのパスカットなどもお互い多かったようにも思うが。シュバインシュタイガーが左から切れこんでフリードリヒが決めて3点目。カウンターでエジルが中央のクローゼへドンピシャのパスで4点目。クローゼはワールドカップ通算14点で、歴代2位に並んだとのこと。すごすぎる。
アルゼンチン敗退
