悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ワールドカップ観戦

もちろんTVでの観戦になるけれど。
北朝鮮VSポルトガルもひどい試合内容だった。これだけ点差の開く試合になると緊張感も何もない。後半点がじゃんじゃん入っている状態の時はもはやプロの試合ではなくて学生の練習試合のよう。(あ、北朝鮮はプロがないのか)
惨敗なんてもんじゃない。こんな状態じゃ、アジア枠を減らせという意見も聞こえてきそう。
しかしながら開催国の南アフリカをはじめ、アフリカ勢の低迷ぶりがひどい。ガーナ以外全く買っていないんじゃない?ガーナも先日のオーストラリア戦でかなりひどい試合だったし。審判買収?とも思えるようなエース、キューウェルの一発退場。あのハンドでレッドカードはちょっとかわいそう。10人になっても結局攻めきれず、逆にオーストラリアに追いつめられるシーンもあった。これならアフリカ勢を削ったほうがよくないかな?
スペインから金星を挙げたスイスがチリに負けた。チリはそこそこ強豪国なので強いのはわかるが、今大会はスイスチームの完成度が高いと感じる。スペイン戦ではスペインが終始ボールを支配していたが、後から考えるとあえて持たせていたんでは?と思う。チーム全体でディフェンスの意識が高く、スペインはあれだけのタレントをそろえていても決定気らしい決定機を作れなかった。それだけスイスの守りがきちんと機能していたと思う。チリ戦でもそれがいかんなく発揮された。やや不可解なレッドカードで10人になってからもスイスはきちんと守りを固め、チリはいい形に持っていっても攻めきれない状態。完全に崩されたというシーンは0−0の時はほぼなかった。チリの得点シーンもいうなればオフサイド。ビデオで見る限り、あれはオフサイドと思う。そういや日本VSオランダ戦でも大久保がオフサイドに判定されていたが、あれと比べると明らかにオフサイドだったと思う。決勝点の前のプレーもファンペルシーがハンドの疑いもあるし。(オランダも思っているより強くないね)
サッカーはワールドスポーツで世界で最も人気があることは異論がない。が、結構いい加減なもんだなとも思う。審判の笛ひとつでゲーム内容が左右するし。日韓共同開催時も韓国の疑惑の笛はやはり日本から見ると気持ちのいいものではない。負けはしたが、日本はそういった点がなかった。これはもっと胸を張っていいことだと思う。今回、勧告はギリシャに勝って、強さを示したものの、アルゼンチンに大敗し、日本と比べてそれほど強いという印象もなくなった。競合といわれるヨーロッパ勢も今大会は取りこぼしが多く、アジアとヨーロッパのトップクラスの国でもそんなに大差ないんじゃないかな。すでに前回準優勝のフランスはやばいし、イギリスもどうだか、やばいね。フーリガンが暴れだす?イタリアもいいところなしだけど、ここはグループリーグに恵まれたから大丈夫かな?
勝つためのサッカーって見せるサッカーと程遠く、ワールドカップは負けたら終わりなので、勝つためのサッカーに徹しているところが強い。つまり守備>攻撃である。スイスは効率の良い攻めで相手を脅かしていた。攻撃に人数を割くのではなく、長いボールでフィニッシュまで手数をかけない。あくまで軸足は守備にある。得点を取らないと勝てないのがサッカー。否。得点を取られると負けるのがサッカーといったほうがいい。負けなければ最低1点の勝ち点が得られる。また決勝トーナメントでも得点を挙げずともPK戦というのもある。やはり守備の比重が高い。

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