悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

電子書籍

新宿鮫2 毒猿 大沢在昌

日本シリーズが始まっています。残念ながら土日が仕事で帰宅が遅くなり、全然見れていません。昨年と同様に非常に白熱した試合を繰り広げていますね。通勤時には相変わらず読書をしています。新宿鮫シリーズは今回の「毒猿」と「屍蘭」という作品がKindle Un…

新宿鮫 大沢在昌

年末調整の時期になってきました。ちょっと早いと思うのですが、会社はいついつまでに、これこれをしておいてくださいとのこと。数年前からWeb年調なるもので、会社は手続きをするようになりました。会社ではなく委託したところがやるのでしょう。ところが、…

映画「護られなかった者たちへ」

中山七里さんの原作は先日読みました。その原作を映画化したものがAmazonプライムビデオにありましたので視聴しました。 あらすじ 登場人物 感想 あらすじ 東北を襲った震災。津波によって多くの命が奪われました。笘篠誠一郎も妻と子供を失い、心も壊れかけ…

マリアビートル 伊坂幸太郎 列車内で繰り広げられる物語

伊坂幸太郎さんのマリアビートルを読みました。「グラスホッパー」の続編にあたる殺し屋シリーズですね。「グラスホッパー」と話が続くわけではないので、この作品から読んでも全く違和感はありませんが、前作を知っていればニヤリとする場面もありますので…

総理にされた男 中山七里

安倍元総理の国葬が執り行われました。安倍元総理がお亡くなりになったことに対しては弔意を申しあげますが、国葬に関しては、どうなんだろうと今でも思っています。 そんなタイミングということでもないのですが、今回読み終えた本は、「総理にされた男」。…

殺人ライセンス 今野敏

通勤時に読んだKindle Unlimited本です。今野敏さんの本は「空席」を過去に読んだくらいで、あんまり知りません。 tails-of-devil.hatenablog.com 登場人物 あらすじ 感想 登場人物 永友久(キュウ)パソコンに詳しい高校生。クラスメートたちからは、キュウ…

ケーキを切れない非行少年たち  宮口幸治

いつものように通勤時に読んでいた本です。タイトルは何度か目にしていましたが、どういう内容なのかは全く知らないままに読み始めました。 目次 内容 感想 目次 はじめに 第1章 「反省以前」の子どもたち 第2章 「僕はやさしい人間です」と答える殺人少年 …

グラスホッパー 伊坂幸太郎さんの本と映画

伊坂幸太郎さんの本を先日読んだ影響で、こちらを再度読んで見ることになりました。3人の殺し屋が出てくる物語で、軽いタッチで行われるのですが、結構残忍なシーンもあります。 2010年に読んでいました。なので12年前。かなり忘れていて当然かも知れません…

映画 野性の証明

「人間の証明」に続き、この「野性の証明」も角川映画としてとても有名なので、見てみました。なんと言って角川映画の大スターとなった薬師丸ひろ子さんのデビュー作なんですね。私は取り立ててファンでもないのですが、同い年ということもあり、クラスメー…

正義の申し子 染井為人

いやあ、面白かったですね。途中まで読んでいて、先の展開が読めてきましたが、それでも一気に読んでしまいました。染井為人さんの小説は「悪い夏」に続いて2冊目ですが、前回の小説も面白かったですが、この小説もスピーディな展開でしたね。 tails-of-devi…

オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎

いつものように通勤で読んだ本です。伊坂幸太郎さんは、超売れっ子の作家さんですね。いくつか本を読みましたが、この作品も有名です。というか、この作品がデビュー作なんですね。デビュー作がいきなり注目される!売れっ子にはそういうのが必要なのでしょ…

秘密な事情 清水一行

経済小説と言われるものはあまり読んでいないのですが、読んでみるとなかなか面白いのです。ムッくんさんの影響で読み始めた清水一行さんの本ですが、次に手にした本がこちらの「秘密な事情」。これは松下電器の公表できないスキャンダルとそれを表に出さな…

一億円の死角 清水一行 過去のトヨタ自販の闇?

お盆休みに、読書家である「ムッくん」さんの影響を受けて読み始めた清水一行さんの小説。清水一行さんは名前は知っていましたが、経済小説ということで手にとって読んだりしたことはありません。Kindle Unlimitedで読めるようなので、まずはテレビのワイド…

何者 朝井リョウ

暑い日が続きますね。職場ではクライアント作である社員様はすでに夏季休暇期間に入っています。ただし、私たちは年中無休。シフト制によって毎日誰かが仕事をしています。 通勤時に読んでいた朝井リョウさんの「何者」という小説を読み終えました。Amazon P…

幻覚少女 根本聡一郎

脱水少女と同じようなラノベ風の小説と思っていました。軽いタッチで読みやすいのですが、しっかりと最後はホロリとさせてもらいました。素敵なファンタジー小説です。 この本の目次 あらすじ 感想 この本の目次 自殺の名所 シェアハウス 調査 極道マンショ…

東京タワーが消えるまで 森沢明夫

森沢明夫さんの小説です。通勤中、お昼休憩などで読みました。ほっこりする話が多い森沢さんの小説ですが、この小説も読んでいてい心地よいです。主人公の「すみれ」さんがパワフルに働く姿が美しいですね。 登場人物 あらすじ 感想 登場人物 佐倉すみれレコ…

公安狼 笹本稜平

刑事モノのドラマや小説はそれこそたくさんありますし、警察、殺人事件といえば捜査一課ということで目立つ存在です。ところが公安と言うと、あまり目立ちません。何をやっているのかわからないと言うのもあります。またその仕事の内容からも目立って活動し…

今週のお題 脱水少女 根本聡一郎

通勤で利用しているKindle Paperwhiteです。こういうガジェットって、購入したときは嬉しくて使うけれど、しばらくすると使わないってことも多いのですが、このKindle Paperwhiteは逆に、購入した直後よりもむしろ後からのほうが使う頻度が上がってきたかな…

森崎書店の日々 八木沢里志

セ・リーグはヤクルトスワローズ以外はすべて借金という一強独走態勢になっています。2位から最下位まではどんぐりの背比べで、もはやペナントレースの行方は優勝ではなく、2位争いですね。そして開幕9連敗とぶっちぎりの最下位を独創していた阪神ですが、交…

サヨナラ自転車 櫻川さなぎ

この作品は、ラノベなのでしょうか?というかライトノベル(ラノベ)ってどういうジャンル、分類になるんだろう?ってふと思いました。幼い頃から仲良し3人組。スポーツの好きな二人の男の子とちょっとドジだけどかわいい女の子との3人組です。男二人と女一…

夏美のホタル 森沢明夫

いつも通り、通勤電車で読んでいた本です。本当は少し前に読み終えていて、書評と言うか、感想文も下書きをしていたのですが、下書きとして登録したつもりが消えていました。再度書き直すつもりが、安倍元首相の襲撃事件やらあって、書きそびれていました。 …

人財島 根本聡一郎 

7月2日に起きたKDDIの通信トラブル。携帯電話がつながらない問事だけではなく、金融サービスや物流にも多大な影響があったようです。私の職場でも大変な騒ぎになりました。よりによってクレーム対応中のお客様との現物のやり取りで約束した時間を守らないと…

プロパガンダゲーム 根本聡一郎

最近の暑さは異常ですよね。6月、梅雨の時期にも関わらず連日猛暑日のところもあります。そしてその梅雨も思ったほど雨はなく、近畿地方でも梅雨明けとなりました。14日間とこれまでで最も短い梅雨の期間であり、最も早い梅雨明けとなるなど記録的な天気とな…

女が死んでいる 貫井徳郎

通勤で読むKindle読書。本棚のない生活でもけっこう読書はできます。過去に買った本はほぼ処分しているので、紙の本を読み返すことはできなくなりました。 過去に読んだ「慟哭」も今は手元にありません。著者である貫井徳郎さんの代表作ですよね。長編作品は…

最後のドン 飯干晃一

Kindle Paperwhiteを通勤時の読書に使っています。購入してから5年を過ぎ、バッテリーもかなりヘタってきたような気がします。以前は1ヶ月位充電しなくても使えたような気がしますが、今は油断しているとバッテリーが上がっていたりします。というか、Kindle…

実朝の首 葉室麟

ここのところ、帰宅がめちゃくちゃ遅く、朝起きるのもつらい状況でしたね。通勤電車での読書もすぐにコックリしてしまいます。ということを書きつつ、とりあえず下書きして、それを再開して書き始めています。さて、「実朝の首」という何とも言えないタイト…

ウィザード・グラス 根本聡一郎

Kindle Unlimitedで読んだ本です。いつものごとく通勤電車内で、Kindle Paperwhiteで読みました。葉室麟さんの「実朝の首」という小説も一緒に読んでいたのですが、とりあえず、こちらが先に読み終えたので、紹介したいと思います。根本総一朗さん。全然知ら…

虹の岬の喫茶店 森沢明夫

5月も終わりですね。で、梅雨の始まり?と思うような大雨があったと思えば、全国で真夏日が記録されるなど、5月の天気とは思えませんね。 森沢明夫さんの小説です。通勤中に読んだものですが、お昼休憩などにも食事はそこそこに読んでしまいました。ほのぼの…

変性意識~現代洗脳のカラクリ 苫米地英人

とても胡散臭いと思われている認知科学者、計算言語学者、分析哲学者、その他諸々の肩書があります。ものすごい勢いで多数の本を出していることからも、ゴーストライターではないかという疑いも多数あります。あのオウム真理教信者の洗脳を解いたことで、世…

神様に一番近い動物 人生を変える7つの物語 水野敬也

いつものように通勤電車で読んだ本です。やはり水野敬也さんの本は面白さの中にどこか哲学的なところがあるのです。最上段から、こうだ!ああだ!というのではなく、考えさせるっていうんですかね。やはり「夢をかなえるゾウ」シリーズが楽しいです。このシ…

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