そんなことばかり思っていても、お金が天から降ってきたりはしない。
宝くじを買う人は、お金がほしいから買うのだろうが、あれほど換金率の悪いものに夢を託すのってなんだかなあと思う。
宝くじ 45％
競馬 75％
競艇 75％
パチンコ 85％
この数字を見ているだけでも宝くじは割が悪すぎる。
とこんなことを書いていると、「つまんないやつ」と言われてしまうのである。
宝くじを嬉々として買ってくる人達が言うには、「夢」を買うという。
お金が夢らしい。
夢ってお金の先にあるものだと思うが、どうなんだろう。
さてお金がほしいというのはおそらく多くの人に共通していること。
まさか、お金なんて要らないっていう人はほとんどいないはず。
この世の中にあって、じゃまになるものではないし。
ありすぎる人にとっては、新たな悩みのタネになるらしいが、そういう悩みならしてみたいと庶民代表として思うのである。
宝くじを買う人を批判しているのではないのだが、結局のところ、一攫千金狙いなんだろう。
つまり「一か八か」である。
格好良く言うとハイリスク、ハイリターンなわけだ。
でも、投資の世界で言う、ハイリスク・ハイリターンというのは期待値というものに対してであって、あんなひどい期待値に大金を投じるというのが信じられないのである。
投資で言うところのハイリスク・ハイリターンというのは確かに元金が割れる可能性もあるし、相当マイナスになる可能性もあるが、期待値としてみればかなりいい数字なので、リスクを取ってでもリターンを取るという意味。
全体の期待値で見れば、銀行に預けているよりはいいから、投資しているんだと思う。
ああ、そうか、宝くじは「運試し」のつもりで、遊びのつもりで、おみくじ感覚で買っているんだ。
いや、そんなわけない。
それなら1枚だけ買えば良い。
一等前後賞を考えるから、というのであれば、10枚ほどでいいんじゃないだろうか。
ボーナスをぶち込んでとか、ドリームジャンボを300枚買ったとか、聞いていると「運試し」であるはずがない。
「バビロン大富豪の教え」を読めば良い。
そこにはお金持ちになるための法則が書かれている。
そのとおりに生きることは難しいことかもしれないが、非常にためになる話である。
黄金を殖やす7つ道具
収入の10分の１を貯金せよ
あなたが働いて得たお金の10分の1は貯蓄せよ。
そうすれば、あなたの財布は膨らむことになる。
何を当たり前のことをと思っているだろう。
けれど、これは基礎中の基礎である。
お金のない人は稼いだお金をすべて消費してしまう。
それではお金は貯まらない。
せめて10分の1は貯蓄しよう。
それが後の財産の礎となる
欲望に優先順位をつけよ
人間の欲望には際限がない。
お金があれば、あれもこれも欲しくなるもの。
所得の10分の9で収まらない欲望は捨ててしまうこと！
その欲望を切り捨てたところで、生活水準が下がることはあるまい。
貯えた金に働かせよ
ここで先程の所得の10分の1は貯蓄しようという意味が出てくる。
お金に働いてもらうには、ある程度は貯めないと話にならない。
毎月1万円の貯蓄でも1年貯めたら12万円になる。
複利の力をなめてはいけない。
危険や天敵から金を堅守せよ
お金が逃げ出さないように、しっかりと守れ。
人のお金に目をつける人は多い。
出ていかないようにしっかりと守れ。
より良きところに住め
良い住まいに住むと、考え方そのものが良くなる。
これは住まいに限ったことではない。
まわりの人間関係にも及ぶ。
つまりより良きところに住み、より良い人たちと交われば、よりお金持ちに近づくことができる。
今日から未来の生活に備えよ
将来の不測の事態に対する備え。
つまり保険的な意味。
自分こそ最大の資本にせよ
これが大事なところ。
自分という最大の資本を生かさない手はない。
つまり自己投資すること。
自分に投資をしてしっかり働かせる。
投資＞消費＞浪費
自分という最大の資本を活かせるのは自己投資。
自分を成長させ、その能力を使って稼ぐ。
無駄遣いはせずに、貯蓄をし、貯蓄したお金を有効に活用する。
ほとんど塩漬け状態の銀行預金よりも、積立ファンドなどへの活用。
複利を活かす。
分散投資を活かす。
というわけで、個人的にも毎月積立投信をしている。
上がったり下がったりで、一次は元手を下回る時期があったが、コツコツ積み立てるのみ。
毎月5000円の投信を3本。
悪くはない。
まだ3年だが、8万円ほどの収益になっているから、銀行よりは随分とマシ。
まだ銀行に預けっぱなしなら、少しは投資信託などを積み立てたらどうだろうかね。
銘柄がわからなければ（私もくわしいことはよくわからん）、インデックス投信なんかが一番良さそう。
長期投資が基本。
半年やそこらでお金が増えたりはしない。
5年10年を見据えた投資が基本である。
積立投信はいいと思う。
